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研究室

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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

世界で働くクボタの仲間    ~in中国~



『中国からこんにちは』


第2回目は、中華人民共和国における定量フィーダ事業の
パートナー 東西貿易(上海浦東新区)有限公司 の
皆さんを紹介します。

同社は2月に、クボタと協同で上海フィーダテクニカル
センター(上海FTC)を立ち上げたばかりです。


下の写真は、その開所式における集合写真です。


【写真:2007年2月27日 上海FTCにて】
後列左から 肖氏(北京営業)、張氏(深セン営業)、黄氏(上海営業)、
        大場(クボタ駐在員)、小澤(クボタ)
前列左から 王氏(上海FTC)、駿河氏(東西貿易)、斉木(クボタ)、張氏(上海FTC)
※敬称略


粉粒体定量フィーダや粒体異物選別機の性能は、取り
扱う粉粒体(原料)の性状により大きく左右されるため、現
物による運転テストが確実かつ近道であることは1月号で
解説しましたね。

 1月号⇒http://www.kubota-hakari.net/p.php/5/14/62/


近年、主要ユーザー様である樹脂コンパウンドメーカーの
中国進出が相次いだ結果、テスト用原料を中国から
大阪にあるテクニカルセンターまで送っていただく時間と
コストのロスが発生していました。

そこで、今般中国国内のお客様に対して、同じ中国に
おいて迅速なサポートをご提供する拠点として、地下
鉄の駅も近い交通至便な場所に上海FTCを立ち上げ
ました。


上海FTCの開設により、お客様との距離と時間を短縮し、
新規設備導入時の最適化システムの提案や最適部品の
選定などの技術サポートを行います。

さらに、納入後のアフターサービスを提供する拠点としても
活用して参りますので、今後とも倍旧のご支援のほど
お願い申し上げます。


■上海FTCの概要
<住所> 上海市中山北路966号 総合大楼104
<主要設備>
 2軸スクリュ式カセットウェイングフィーダ CE-W
 1軸スクリュ式カセットウェイングフィーダ CE-S
 ウェービングフィーダ CE-M
 KD-T2000統合操作ターミナル付き操作盤
 粒体異物選別機 PLATONⅡ KP-5000
 付属スクリュなど部品一式


 
       【上海FTCの内部】        【原料テスト中のカセットウェイングフィーダ】



【上海FTCの王斌所長(右)と、張華氏(上海FCTの玄関前にて)】


さて、今回スポットライトを当てるのは、来日研修中の
張華氏です。
来日研修は、昨年に続き2回目。
昨年は理論の修得が中心だったのに対し、今回は実践が
中心で、先輩社員とお客様の現場を飛び回る毎日です。


 
【お客様の現場にてセットアップ中の張氏(左:カセットウェイングフィーダー、右:ベルトスケール)】

張氏は蘇州出身で、電子工学を修めた期待の新人です。
また、昨年結婚したばかりの新婚さんでもあります。

約1ヶ月間の研修期間中、上海に残してきた奥様への
毎日のコールは欠かせません。
飛ぶように無くなっていく国際テレホンカードが悩みの
張氏は、今日もお客様の現場を回っています。