｢ブロイラー｣とは、食肉用の鶏です。

飼育された鶏が食肉工場に受入れされる際、コンテナケースに入れられて運ばれてきます。取引は食肉の重量ですので、コンテナケースの重量を差し引いた”正味重量”を計る必要があります。

大量のコンテナケースを受け入れる場合、１つ１つを計るのはとても大変ですし、時間もかかります。

そこで開発されたのが、この『ブロイラーソフト』。


【ブロイラーソフトを使用してできる伝票】




これはトラックスケール指示計ＳＰ－２００－Ｄ用のソフトで、トラックにコンテナケースを載せたまま計量できる優れもの！

コンテナケース重量を差し引くだけでなく、ブロイラーの受入羽数や総重量、１羽あたりの重量までを自動で計算！
水分補正もできるので、取引も安心です。

１羽あたりの重量まで把握できれば、生産農家の肥育度（飼育効率）も管理できますよね。

このソフトをご活用いただくことで、業務効率化と安心取引の両面でお役に立ち、お客様に喜んでいただけることができました。これこそ、メーカーとして一番嬉しい瞬間です！

最後に・・・食肉工場にお邪魔して驚きました。
入門時の人間の消毒だけでなく、出入りするトラック丸ごと消毒液で洗うなど、非常にシビアな衛生管理をされていました。
鳥インフルエンザの不安に揺れる業界ですが、美味しいお肉を安心して食卓に届けられるよう、さまざまな努力と工夫をされていることが改めて認識できた次第です。