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研究室

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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

「トラックスケールとは?」

トラックスケールは、積荷を載せたトラックの総重量から、トラックだけの重量(空車重量)を引き、積荷の重量(正味重量)を演算する装置です。

載台部の下にロードセルが設置されてあり、そこにかかった荷重を指示計に伝え、重量値を表示し演算することと、取引量を示す伝票を発行するのが一般的な機能と仕組みです。

トラックで搬入された荷物を受け入れる際、また逆に荷物を出荷する際に、クボタのトラックスケールが活躍しています。

クボタが現在のような4個(または6個ないし8個)のロードセルの値を和算するタイプ、つまりマルチロードセル式(MLC型)を開発したのが1978年ですから、載台部の基本構造は約30年近く変わっておらず、堅牢で丈夫なトラックスケールとして、永くご愛顧いただいています。

最近では、単に伝票のやりとりをするだけでなく、計量データをエクセル形式などの帳票にして、計量品種ごと、業者ごと等に区分して日次・月次・年次等の期間を定めて集計することも一般的になりつつあります。

この研究室では、いろんな業界で活躍するトラックスケールとアプリケーションのご紹介と、トラックスケールの構造をご理解いただき、どのようなメンテナンスや検査が必要かをご案内していきたいと思います。