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研究室

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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

本質安全防爆トラックスケールもデジタルロードセルの時代へ

平成22年9月以降、クボタが製造する検定付きトラックスケールは、
その全数がデジタルロードセル(以下「D-LC」)を搭載しています。
非防爆タイプ(安全場所で計量)のトラックスケールについては、すでに
わが国でもD-LCが主流となっていますが、さらにクボタは、本質安全
防爆タイプ(爆発危険場所で計量)のトラックスケールについてもD-LC
へ移行しています。今月はその概要をご説明します。

検定付き本質安全防爆型トラックスケールは、計量器としての性能は、
経済産業省が所管する型式承認により、また安全性能については、
厚生労働省が主務官庁である(社)産業安全技術協会の検定に合格
することにより担保されています。


        防爆構造電気機械器具型式検定合格証
         (型式検定合格番号 第TC19385 号)

上記合格証をご覧いただくと分かる通り、防爆型式の検定は、検出器
(D-LC)、接続箱、安全保持器(バリア)のセットで受けています。
システム構成を示します。


    システム構成 (安全保持器と重量指示計は安全場所に設置)

D-LCの外観色は、非防爆タイプ(クボタブルー色)と識別するために
オレンジ色にしています。また、検定合格標章を貼付することで、防爆
型式検定に合格していることを表示しています。


           D-LC外観


          検定合格標章

また、安全保持器(バリア)、接続箱にも検定合格標章を貼付しています。
安全保持器が2種類あるのは、それぞれ電源供給ラインと通信ラインに
対応しているためです。

          安全保持器(バリア)

重量指示計(安全場所に設置)は、SP-500D、KS-C7200/7220
のいずれかを選択いただけます。


         SP-500D                 KS-C7200/7220

クボタの本質安全防爆型トラックスケールは、LNG、LPG、各種石化製品
などをはじめとする爆発危険物を積載したローリー車の計量を主な用途と
して、全国に多数の納入実績を誇っています。