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研究室

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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

クボタのものづくり

お読み頂いている皆様、こんにちわ。
今年は当社の創立120年の節目ですが、創業時以来、
「ものづくり」を通じて社会に役立っていくことが
私たちの企業経営理念です。

   

上記は、現在のメイン企業スローガンです。

人々が便利で快適に暮らせる毎日を、社会の根幹で支え、
動かしていく「力」になりたい、という
思いが込められています。

ちなみに、企業スローガンを標榜した1950年代からの変遷を
たどってみると、次の通りです。

 1955年 「国づくりから米づくりまで」
 1969年 「豊かな人間環境づくり」
 1980年 「技術で応えるたしかな未来」
 1992年 「美しい日本をつくろう」

私たち計量器事業に携わる者も、農業機械や環境装置を
つくる者も、気持ちや心構えは同じです。

そして、これらの企業活動を根底で支えるのは「ものづくり」
であり、その基軸は「人」であると考えています。

当社では、人事教育制度の中で人材重視の方針をうたって
おりますが、固有技術はもちろんのこと、管理技術も重視し、
中でも「5ゲン主義」はそのベースと考えています。

当メルマガでも過去に紹介しましたが、「5ゲン主義」は、
その考え方を身につけることにより、常に現状を見極めて改善・
改革ができる人材を生み出します。

そしてそれを体得できる機会として「5ゲン道場」を開設し、
各工場部門から中堅社員を派遣して相互に研鑽しています。

市場環境が激変し、先行きが見通せない状況ですが、
社会貢献という基本理念をぶらすことなく、常にQ(品質)・
C(コスト)・D(リードタイム)の向上に努めていくことが
不可欠と考えます。仕事の本質を見極めて、ムダな動作を
徹底的に排除し、より多くの付加価値を作り出し、お客様に
提供していくことを従業員一人一人が強く認識していきたいと
考えております。

はかり製造開始して85年の区切りの年に世界的大不況が
やってきました。
今一度、「機械式台はかり」を作り始めた頃の気持ち、
原点に立ち返って「ものづくり」を考えていきたいと思い
ますので、これからもよろしくお願いいたします。