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研究室

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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

(1)ロードセルの歴史

ロードセルの歴史は、1936年カリフォルニア工科大学のシモンズ(E.E.Cimmons)が、衝撃試験の記録を知る必要から、1938年マサチューセッツ工科大学のルージ(A.C.Ruge)が地震による振動の研究の必要から、両者がほぼ同時期に発明された。

その後、シモンズの特許により歪ゲージが販売され、他にも金属箔のゲージ、半導体のゲージも研究された。

1953年頃、日本においても、歪ゲージ式ロードセルの開発がスタート。

はかりの用(質量測定)には1950年代末から製品化もされたが、当時はロードセルそのものも、ロードセル出力の計測器も共に計測精度、信頼性が低く、限定された用途のはかりのみに使用されていました。

もちろんクボタでもロードセルの開発研究を、この頃から手がけていました。

その後、1970年代になり、米国でも機械式はかりからロードセル式はかりへの転換が加速していき、1975年頃、ようやく日本でもロードセル式はかりの生産が本格化していき、1980年代、日本国内でも機械式はかりからロードセル式はかり(電子式はかり)が主流になってきたのです。

この当時開発製造したロードセル「LBXシリーズ」は、今もなお、KM台秤用として数多くご愛顧頂いています。