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今月の特集

今月の特集

クボタサンベジファーム かなん農場のご紹介

非破壊型糖度計 フルーツセレクターを貸し出しました。

 

 緑がいっぱぁーい!
 大阪府下とはいえ、自然の風景が多く残る南河内郡河南町(かなんちょう)。
 障がい者雇用と遊休農地活用を目的とした水耕栽培事業会社、
 クボタサンベジファーム(株)の「かなん農場」はそこにあります。
 30名弱の社員の皆さんが元気いっぱいに、安全・安心でおいしい
 野菜づくりに取り組んでいます。

こちらの農場では、2010年の竣工以来、水耕栽培で葉物野菜を生産
しておるのじゃ。ホウレン草、コマツ菜、ミズ菜、グリーンリーフなど
の野菜じゃな。

このほど、それらに加えて「高糖度トマト」の栽培にも参入された
ので、フルーツセレクターの出番となったワケじゃよ。

 

なんでも、トマトはストレスを感じると甘くなるらしいのじゃ。
上の画像のように小さいポットに植えられたトマトは、思う存分根を
拡張できないストレスから、甘ーくなるそうじゃよ。(根域制限栽培)


現在は不要なわき芽を摘み取る「芽欠き」作業が始まり、小さな黄色い
花がちらほら顔をのぞかせる段階じゃ。これからの成長が楽しみじゃわい。

 

さて、赤い実を結んだ収穫期には、非破壊型糖度計フルーツセレクターが
活躍するよ。クボタサンベジファームさんには、甘いトマトをいっぱい
出荷してほしいので、携帯型のフルーツセレクターを使っていただくこと
にしたんだ。

収穫後のトマトの出荷時糖度測定はもちろん、携帯型なのでハウス内に
持ち込んで収穫時期を判断するための測定もできるのさ。

 
      フルーツセレクターの操作説明の様子

どんなにあまーいトマトが実るか、とっても楽しみだわー。

まあ、楽しみに待っておいてほしいのぅ・・・。

葉物野菜のほうは毎日収穫して出荷しておるので、その様子をちと紹介
しよう。

毎日収穫できるよう、収穫時期を少しずつずらした栽培日程を計算して
いるそうじゃ。播種→定植→収穫までに必要な日数は、季節の日照時間
やハウス内の温度などによって変わるので、都度調整が必要とのこと。
科学的じゃのう。

 
          ベッドごとに生育をずらして栽培している

野菜の成長の様子だよ。

グリーンリーフ
 

ミズ菜
 

ホウレン草
 

収穫された野菜は、

計量、小分けされ、
 

袋詰めして、ラベルを貼り、
 

出荷されます。

うむ。かなん農場で収穫された野菜は、クボタグループの社員食堂、
近隣市町村の学校給食センター、スーパーマーケットなどに出荷
されておる。

クボタの社内売店でも販売される人気商品で、飛ぶように売れている
のじゃ!

「高糖度トマト」が収穫できたら、またこのコラムでご報告します。

クボタ サンベジ野菜について詳しくは、
https://www.kubota-works.co.jp/sunvege/service21.html