クボタはかりネットへようこそ!!はかりしれないはかりの話。愉快な仲間がお届けします

今月の特集

今月の特集

【トピック】

混載計量処理の決定版、SP-600 多段印字仕様を採用

トラックスケール用データ処理プロセッサ SP-600 の派生機種として、
このほど「多段印字仕様(MW Edition)」を採用し、発売しておるのじゃ。
この機種は混載計量処理に特化した専用モデルなのじゃよ。

  
     SP-600 多段印字仕様(MW Edition)

トラックスケールでは、ふつうは1種類の積荷の重さをはかるんだよねー。

 【計算式】 車両の総重量 - 車両の空車重量 = 積荷の重量

混載計量って、どんなご業種やご用途で使われるのかしら?

そうだな。混載計量方式を採られているお客さまは、
古紙回収業やスクラップ業など有価物の回収や、製品リサイクル業など
のご業種が多いかな。
例えば、家電リサイクル法の対象は、①エアコン、②テレビ、③冷蔵庫、
④洗濯機、の4品目。これらの重量を分別して計量しようとしたとき、
1台のトラックに4品目が混載されてきたとしよう。どうやってはかる?

ヤードに品目別に降ろしてから、ひとつずつ台はかりで計量する??

めんどくさいよね~

うむ。そういう場面で大活躍するのが、この「多段印字仕様」なのじゃよ。
品種別に積み降ろし、または積み込みを繰り返すことによって、
最大9品種まで の重量を1枚の伝票に印字できるのじゃぞ。

具体例を、古紙回収業の事例に即して説明しよう!
5品種の古紙が、1台のトラックに混載されて入荷した場合のフローじゃ。
・まず最初に積荷が満載の状態で総重量を計測する。
・つぎに、最初の1品種を荷卸しした後にトラックスケールに載って、
 総重量との差から、1品種目の重量を確定する。
・さらに、2番目の品種を荷卸しし、さきほどの重量との差から2品種目の
 重量を確定する。
・あとはこの繰り返しじゃよ。

   
       古紙回収業における業務フロー例

んで、計量結果を1枚の計量伝票に印字できるんだ。
印字例を示すよ。

  
          伝票印字例(5品種)
         (9品種の印字も可能です)
         

へぇー、品種別に違った単価による金額計算もできるんだ。
すこーい。

しかも、操作もとってもカンタンなんじゃ。

タッチモニターの画面にタッチするだけで、計量処理ができる
タッチパネルモード。

素早くキーボードをたたくことでスピーディーな計量処理が可能な
キーボードモード。

選べる2つの入力モードから、お客様のご希望に合わせてセレクト
できるのじゃ。

 
           タッチパネル入力モード


 
            キーボード入力モード

接続できる計量部にはどんな種類があるの?

お客様の設置スペースや車両動線に合わせて選べるクボタデジタルロードセル式
トラックスケールの各型式はもちろん、台はかりにも接続可能じゃ。台はかりの
場合は、手作業や台車を使った計量になるじゃろう。

  
  クボタピット埋込型トラックスケール(画像は7F3型)

  
  1cm刻みでのイージーオーダーが可能なKM-D台はかり

  
  スロープ付き低床型台はかり KM-D-LPシリーズ

煩雑な混載計量処理にお悩みのお客さま!
ぜひ、SP-600 多段印字仕様(MW Edition) のご導入を
ご検討くださいませ。

なお、MWとは、Multiple Weighing の頭文字をとったネーミングです。