クボタはかりネットへようこそ!!はかりしれないはかりの話。愉快な仲間がお届けします
教えて!ドクター・N
「トラックスケールって、普段何もメンテとか点検とかしてないんだけど...
これで正しい計量ってできてるのかな?」
「チェックすべきポイントはたくさんあるのじゃ!
トラックスケールの精度を保つためにはコマメな点検が不可欠なのじゃ。
毎日~週次で点検を推奨する項目
・ストッパボルトの回り止めの緩み
・台部と基礎の隙間
・排水口の詰まり
・本体と基礎の間のゴミなど
・電源投入時に0kg(t)を表示するか
・指示値が安定しているか
・ゼロ点のドリフトはないか
・計量精度
例えば長い期間本体と基礎の間の確認をしていないと...
こんな状態になっているかもしれんのじゃ!」
「きゃーすごい量のゴミ!!!衝撃だわ...
点検項目がいっぱいでちょっとくらい確認しなくてもいいや~って思うけど、
一目見ればわかることだし、時間もかからないからちゃんと確認しなきゃね。」
「ゴミや砂が積もって本体に当たってしまうと誤差につながってしまうよ。
こまめに確認することが重要なのデス。」
「でも目で見てわかるものはいいとして、計量精度はどうやって確認すればいいの?
分銅なんて持ってないし、持ってたとしても載せるのなんてとても大変だわ...」
「そんなに大仰に考える必要はないんじゃよ。
計量精度の確認は、
『同じものを同じように計って、同じ数字になる』
ことを確認すればよいのじゃ!
例えば、同じトラックでガソリンを満タンにして計った時の計量値を記録していけばよいのじゃ。」
(計量精度の管理帳票の一例)
「この数字が普段と大きく変わった時は、何か異常がおきているんだね!
これなら特殊な設備を使わなくても確認できそう◎」
「なるほど!日常行うことだから、負担にならない方法で行うことが大切ね。
あんまり大変だと3日坊主になっちゃうもんね~♪
トラックスケールを安心して使うために、日ごろの管理を見直してみてはいかがでしょうか?」