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今月の特集

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ドクター・Nのうんちく

一般主任計量者等講習会で講演しました。
質量計用ロードセルの仕組みとトラックスケールのメンテナンスについて

「新潟県計量協会が開催する『一般主任計量者等講習会』で
クボタの技術者が講演をしたのじゃ。

 一般主任計量者とは都道府県知事の登録を受けた計量証明
事業所
に配置することが義務づけられている資格者じゃ。一般
主任計量者
になるためには、一定の講習を受け試験に合格し、
さらに定期的に講習を受けなければならん。

計量証明事業所とは?
 運送、寄託又は売買の目的たる貨物の積卸し又は入出庫に際して、
 その貨物の質量等の計量証明を反復、継続して行う事業者のこと 」



「前半部分では、ロードセルの原理、はかりの誤差要因とクボタの
トラックスケールの特長について解説を行った。




 」

「後半は、実際にトラックスケールを使用した計量証明業務に従事
される際に必要となるメンテナンスについて詳しく講演した。

日常点検項目としては、目で見て判定できる項目を毎日~週1ペースで実施いただく。



ただし、ゼロ点の確認と、計量精度の確認は業務開始前に毎日実施頂く
必要がある。別に基準分銅を用意する必要はない。決まった車両を載せて
みて、誤差がないことを確認するレベルで足りるのじゃ。このように。



さらに定期自主点検項目は、以下のポイントを3ヶ月~1年に1回のペースで確認頂く。



定期自主点検(※注)は、ピット内にもぐったり、ちと大変じゃから
クボタの販売店やサービス認定会社にお申し付け頂くのもよいじゃろ。
なにせ、このメンテで耐用年数が変わってくることも多いのじゃから。

(※注)
 定期自主点検は、計量法にて法定されている定期検査
(器差検査)とは別の自主点検のことを指しています。」

「さいごに、長くお使い頂くための注意点です。



一般主任計量者の試験に合格しても、勉強を続けないといけないのは
タイヘンだけど、『計量証明』という大切なお仕事のため・・・。

講習終了後には、『今回は皆さん真剣に受講されていた』、『内容も分かり
やすく、メンテナンスの要領もよく理解できた』などお褒め言葉を頂いた
ことも追記しておきます。みなさん、これからもカンガッテくださいね!」