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今月の特集

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クボタ製品が見える風景

ゾウさんのエサをはかる台はかり

「写真は大阪市天王寺動物園の人気者、アジアゾウのラニー博子です。
1969年インド生まれの45歳、昨年7月に先輩ゾウの春子が老衰のため
亡くなって以来、ただ1頭のゾウとして来園者の注目を集めています。
このほど、ラニー博子のエサを計量する台はかりをプレゼントしました
ので、その様子を紹介します。」


 アジアの熱帯雨林ゾーンで放飼されている博子、後方には日本一の超高層ビル、あべのハルカス

「はかりの主な用途は、エサをはかるためじゃよ。水洗いを考えて、防水タイプ
を選定した。



博子の健康を考えたメニューは、リンゴ、バナナ、人参、さつまいも、じゃがいも、
食パン、干し草、人工飼料、青草などバランスのよい献立で、その量は1日 70kg。

  」

「さらに健康管理のため、エサの量だけでなくウンチの重さもはかる
そうです。」


                ゾウのウンチ

「そのウンチも有効活用されるわぃ。専用の処理機で発酵分解され、
有機堆肥に生まれ変わるのじゃよ。天王寺動物園では、この堆肥を
来園者に無料配付しておる。
(一人1袋、2月現在毎週土曜日の午後のみ、詳細時刻はお調べください)

 クボタもお土産にもらって帰ったので、工場の園芸部で使わせて
もらうのじゃ。」


       高速発酵処理機、冬場は2~3日で完成とのこと

          有機堆肥、その名もエレファント・ダン

「ゾウは素直で従順な生き物というイメージを持っていたけど、飼育係さん
のお話を聞いて、実はとっても難しい動物というのが分かったなー。
しかも、ここ天王寺動物園では飼育係がゾウと同じ空間に入って触れながら
世話をする直接飼育方式が採られている。毎日が生命の危険と隣り合わせ
の仕事だから、常に真剣勝負。台はかりの操作説明にも熱心に聞き入って
いただきました。

 来園者の目に映らない裏方で、多くのスタッフが動物園の運営を支えて
いることを、あらためて認識した一日でした。クボタの台はかりが、高い精度
と信頼性でラニー博子の健康維持と長寿に少しでもお役立ちできたら・・・
たいへん嬉しく思います。」


       操作説明に真摯に聞き入るスタッフの皆さま


              ラニー博子の前で贈呈