クボタはかりネットへようこそ!!はかりしれないはかりの話。愉快な仲間がお届けします

今月の特集

今月の特集

教えて!ドクター・N

Windows XP サポート終了にともなうリスクについて

「みんなも知ってると思うけど、マイクロソフト社は同社のオペレーティング
システム(OS) Windows XPクA迸のサポートを2014年4月9日(日本時間)
をもって終了する旨を発表しているよね。」

「うむ。じゃから、会社や家庭のPCの買い替えも進んでおる
のではないかのぅ。」

※ 筆者の職場でも、現在Windows7クA遒悗瞭・貘悗┐・聞埣罎任△襦・

「クボタ製品でも、Windows XPクA迸搭載のPCがあるの?
そして、何か困ったことがあるのかしら?」

「クボタ製品で数多く出荷されたPCとしては、トラックスケール用
データ処理コンピュータ SP-300F(Windows XPクA迸版)が対象
だよ。サポート終了になれば、様々なリスクが顕在化するよ。」

「でわ、そのリスクを整理して説明してみよう! 主に次の3つのリスクがある。

1)ウイルス感染の危険が高まります!
サポート終了後は、セキュリティ更新プログラムの提供がストップ
します。ウイルス感染の危険が高まるため、インターネットへの
接続ができなくなります。SP-300Fのようにトラックスケール
専用機としてインターネットへ接続せずに使用する場合は問題ない
のではないか?とのご質問を受けます。しかし、ウイルスの侵入
経路はインターネット回線だけではありません。USBメモリ経由
など外部媒体からの感染も考えられるため、リスクは同じです。

2)修理対応が困難になります!
サポート終了後は、マイクロソフト社の技術情報の提供がストップ
します。コンピュータが故障しても、原因を究明するためのサポート
が得られませんので、迅速な修理対応が難しくなります。
 加えて、ハードメーカー(NEC)が補修用部品を保有する期間は
製造中止後5年です。SP-300F(Windows XPクA迸版)はすでに
補修用部品の確保ができない機種であり、故障時に部品交換で
様子を見ることもままなりません。

3)周辺機器交換時の動作保証がありません!
周辺機器(プリンタ、入力装置、外部記憶装置等)のドライバーの
提供が終了します。これらの周辺機器が故障した場合に、後継製品
を接続しても正常動作が保証されません。   」

「そこでクボタでは、サポート終了対象のPCをお使いのお客様へ
SP-300F(Windows 7クA迸版)へのご更新を提案中です。」

「来年のサポート終了直前期には、多くのお客様よりPC更新の
ご注文が集中することが見込まれ、ご要望の納期にお応えでき
ない可能性があります。できるだけ早いタイミングでのご用命を
お願いいたします。クボタからご提案中ですが、ご心配なお客様
は、クボタ営業部門へお気軽にご相談ください。」