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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

ホイストスケール新製品のご紹介

クボタのクレーンスケール、ホイストスケールシリーズが新しくなり
ましたのでご紹介します。新しくなったのは、次の2点です。





     直示無線式ホイストスケール HS-CD-Wシリーズ (遠隔指示計 KS-C8000-HS)

 これまでのホイストスケールの品揃えは、ひょう量が
500kg,1000kg,2000kg,3000kg,5000kg,10000kg の6機種
でした。 このたびお客様のご要望にお応えして、1000kg2000kg
間に新たに1200kgタイプを採用しました。採用理由は以下の通りです。

 農産物を1トン袋に詰めて出荷する場合など、1000kgぴったりではなく
少し多い目に出荷する慣行があると聞きます(例:1030kgなど)。
この場合には、従来機種のひょう量:1000kg/目量:0.5kg タイプは
使用できません。 なぜなら、新検則の技術基準において、
 1) はかりは、ひょう量から目量の9倍を超えて表示をしてはならない
 (JIS B 7611-2:2009 6.2.3)と定められており、また、
 2) クボタのホイストスケールは減算式風袋引き装置(同 3.2.7.4)を採用
 しているため、容器(風袋)と内容(正味)の合計がひょう量を超えると計量
 できなくなるからです。

 つまり、ひょう量:1000kg/目量:0.5kgタイプのホイストスケールでは、
1004.5kgより大きな質量値は表示せず、また200kgの容器(風袋量)を使用
すると、内容(正味量)は残り800kgしか計量できない訳です。
(いずれも「FFFFF」表示・・・オーバースケールエラーとなります)

 それなら、ひとつ上のひょう量:2000kg/目量:1kgタイプを選べばよいか
というと、単純にそういうことにはなりません。最小目盛りが粗くなってしまう
からです。そこで、ひょう量:1200kg/目量:0.5kgタイプを採用したのです。
これは直示式、直示無線式共通です。


 次に、直示無線式ホイストスケールの遠隔指示計を刷新しました。
新機種KS-C8000-HSでは、従来機種になかった機能を多く搭載しています。
たとえば、計数機能演算機能
これらの機能を使うことにより、例えば網パレットの中の鍛造粗材の個数
を数えたり、タモ網の中の養殖魚の水引き重量を演算したりという作業を
「吊って」行うことができます。
 さらに、標準仕様として実装したUSBメモリポートを使えば、計量データを
USBメモリに保存して、PCの表計算ソフトで加工、集計、印刷するなど用途
が拡がります。
 高機能だけではありません。分かりやすい日本語表示でメンテナンスも簡単
です。下の画像は、無線電波の強さや、本体の電池残量を手元の指示計で
チェックしている画面です。


   (上)日本語によるガイダンス表示
   (中)受信強度表示
   (下)電池残量をバーの数で表示


 新製品発売を記念して、イマだけたいへんお得なキャンペーンを実施中です。
期間中に対象機種をご購入いただくと、漏れなくお値打ちのキャンペーン特典
をプレゼントします。この機会にぜひご採用をご検討ください。

 ■キャンペーン期間: 平成26年1月20日~平成26年6月30日
 ■対象製品: ホイストスケール全機種
          HS-CDシリーズ、HS-CD-Rシリーズ、HS-CD-Wシリーズ





 注)USBメモリは付属しません。