トラックスケールでのICカード使用についてご紹介いたします。
まずはじめに、トラックスケールのシステム事例をご覧ください。
基本的な例として、トラックスケール(台部)と運転手が使用する
操作ターミナルが屋外に設置され、屋内にはオペレータが
使用するSP-500-D(指示計)と修正伝票発行用の伝票プリンタが設置されます。
運転手が使用する操作ターミナルには、トラックの自重や積荷の種類等
の情報が入ったカードを読み取る装置が付いています。
そのカードも、年代を追うごとに種類が変わってきました。
現在では、一番下に記載している『ICカード』のタイプが主流に
なってきており、メリットとして、
●データ書き込み量が多い
●何度でも書き換えて使える
ことがいえます。
毎回同じ積荷の計量であれば、運転手は1枚持っておけば、
操作ターミナルにピッとかざすだけで計量処理が完了し、
伝票が発行されます。
計量内容が違う場合でも、オペレータによるデータ変更が可能です。
ICカードリーダライタにカードをかざし、SP-500-Dでカード情報を
簡単に書き換えることができます。
■ICカードリーダライタ
■SP-500-D カードメンテナンス画面
これにより、運転手がカードを何枚も所有する必要もなく、
劣化してデータが読み取れないという心配もありません。
クボタのトラックスケールシステム周辺機器の一つして
お役立ち頂けると幸いです。