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研究室

研究室

クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

若手への技能伝承

クボタの『はかり』は大正13年(1924年)の製造以来、今年で88年目
と長い歴史があります。

団塊世代の熟練技能者が会社を去っていく時代の中で、若手を育てる
ということはクボタの重要な課題でもあります。

久宝寺工場でも若手育成には力を入れており、その1人をここで紹介させて
いただきます。

2008年入社の田中文人(たなかふみひと)さん(22歳)も若手として日々
勉強中です。

田中さんは入社後、1年間の研修を得て久宝寺工場に配属され、受け入れや
部品検査(納品した部品にキズや成形不良が無いかを確認)、精米機や防爆型
台はかりの組立を経験し、今ではフルーツセレクタの組立から調整までを一人で
任されています。



フルーツセレクタ



フルーツセレクタ調整中



フルーツセレクタ部品組立中


研修時代に取得したリーチフォークやクレーン、玉掛けの資格は
はかり製造ラインにおける荷卸しや完成品移動などに生かされており、
この度クボタグループで開かれた”第1回技能コンクール”では、その経験を評価
されフォークリフト部門で出場。



フォークリフト運転中


(このコンクールは国内外のクボタグループのモノづくり力の強化を
図ることを目的に大阪・堺市のクボタ堺製造所を含む三会場で開かれました。)

田中さんはフォークリフト部門で、見事銅賞を獲得され、今後の仕事において
とても大きな自信に繋がった事と思います。


フォークリフト部門で銅賞メダルを獲得


「これから定年退職を迎える方に対して積極的に技能を引き継ぎ、今後の
はかり製造において安心して任せてもらうように成長したい」
という田中さんの言葉には明日を担う若者として、しっかりとした意気込みが
感じられました。

これからも、このような若手を育てていき、社会の基盤となる
はかりを提供していきたいと思っています。