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研究室

研究室

クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

フィーダ(粉粒体定流量供給装置)と計量混合着色機のコラボレーション

㈱クボタと㈱クボタ計装カラートロニック事業部の製品をコラボレーション
することで、樹脂の製造過程における「計量・混合」・「定量供給」・
「異物選別」までを一貫してサポートすることが可能です。


10月のIPFJAPANという展示会に、このシステムを展示しますが、
メルマガをご購読いただいてるお客様に先取りで少しご説明したいと
思います。

まず、システムの全体像です。

〔凡例〕


〔システム例〕


簡単に各製品を見ていきましょう。

<計量・混合>
質量式計量混合着色機
MICO WEIGH(ミコ ウェイ)



プラスチック原料と着色剤・添加剤・破砕材などの副原料との混合が最大6成分まで可能な、混合着色機です。


<定量・供給>
ベルト式ウェイングフィーダ
B-WF



ベルト上に流れる材料の見掛比重変動に即応してベルトの速度を
制御します。
一定時間内に定量的に材料を流す機械です。


<異物選別>
粒体異物選別機
PLATONⅡ



樹脂ペレットに含まれたやけ、異色粒、茶スジの他に樹脂に着いた
0.1mmの黒点異物をも検出する選別機です。



この3つの製品をコラボレーションしたシステムですが、その流れとしては
まず、計量混合着色機で白色のナチュラルペレットと黒の
マスターバッチペレットが計量・混合されます。
  ↓

計量・混合された材料は、空気輸送によりベルトウェイングフィーダに
運ばれます。
  ↓

ベルトウェイングフィーダで所定量を計量フィードされた材料は
異物選別機へ輸送されます。
  ↓

異物選別機でナチュラルペレット(白色)を良品、マスターバッチペレット(黒色)を
不良品=異物として検出します。
  ↓

ナチュラルペレットは良品として再び計量混合着色機に輸送され、検出された
異物は異物選別機の排除側ボックスに収納されます。


このように、クボタ・クボタ計装では樹脂製造のプロセスにおいて
幅広くお役に立つ事ができます。