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研究室

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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

クレーンスケール 無線到達距離実験について

クボタ 直示無線式クレーンスケールHS-CD-Rシリーズははかり本体部と
指示計との間の無線通信に2.4GHz帯スペクトラム拡散方式(Spread Spectrum)
を採用しています。

製品スペックとしては、無線到達距離は屋外の見通し距離を約100mとして
います。スペクトラム拡散方式は、耐ノイズ性能に優れ、また周波数チャネル
が多いため複数の無線式クレーンスケールが共存可能であるという特長があり
ます。クボタHS-CD-Rシリーズでは2402.0~2494.0MHzまでの周波数帯より
48通りのチャネルを選択可能です。周波数チャネルを分けることにより、同じ
建屋内で複数のHS-CD-Rを使用することができます。



HS-CD-Rシリーズは安定した長距離通信でご好評を頂戴しておりますが、昨今
他メーカーにおいてブルートゥース(Bluetooth)やジグビー(ZigBee)という無線
通信規格が採用される向きがあり、弊社工場で比較実験を行いました。

はかり本体部を工場内道路の先端に置き、


指示計を直線可視距離100mの位置と、


指示計を直線可視距離200mの位置にセットして、


通信状態を確認しました。いずれの場合にも、正常な無線通信を確立でき、改めて
無線通信の安定性を現認する機会となりました。
(無線到達距離は周囲の環境によって変動します。200mの通信を保証するものではありません)

さらに指示計をプレハブ建屋内にセットし、遮蔽状態での通信実験も行い、良好な
結果を確認しました。

他メーカー品との比較結果については割愛いたしますが、クボタHS-CD-Rシリーズ
は安心してご使用いただける計量器ですので、今後ともご愛顧賜りますようお願い
いたします。