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研究室

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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

ホンマグロの養殖場の水揚げ光景

(株)丸東の代表取締役 東敏之さんのご協力をいただき、マグロの
水揚げ光景をドキュメンタリー風にまとめました。

2009年11月某日

午前8時、本州最南端に位置する
紀州大島港から、東さんの操縦する
漁船で出航。



大島は黒潮の影響を受け、温暖な水域です。
生簀へ向かいます。


生簀へ到着。生簀は全部で15基あり、
稚魚から成魚まで成長段階に
合わせて分養していくそうです。


撒き餌をするとマグロが激しく食いつき
ます。この日の餌には和歌山県産の
サバの生餌を使用。また、餌には特産
の紀州梅のエキスを配合し、和歌山
ブランドの確立に徹しています。


マグロの取り上げは、全国的にも珍しい
「一本釣り」で行われます。マグロが
釣り針に食いついたら、カーボン製の
竿に電流が流れ、電気ショックでマグロ
が暴れるのを防ぐ。品質を維持するため
の工夫ですが、雨の日にはビリビリくる
こともあるという危険な工程です。


船上に引き上げたら、直ちに血抜き、
神経抜き、ワタ抜きを行う。鮮やかな
手つきで、一連の処理を1~2分で完結。
その後すぐに氷のなかへ漬け込み、
鮮度維持に注力しています。


陸揚げすると、桟橋にフォークリフトが
待ちうけ、運搬用水槽とクボタの
クボエコシリーズ防水台はかりをセット
します。


クボエコシリーズ防水台はかりでの計量。
検定品のはかりで正確な計量を行います。


計量値をタグに記入し、それぞれのマグロの
尾にひもでくくりつけ本日の水揚げ完了です。





このマグロの質量は35.5kgありました。。



(株)丸東さんは、1994年にクロマグロ養殖に参入したパイオニアです。
現在では、年間2000本のクロマグロを生産しており、東京、大阪などの
大都市をはじめ、同社のマグロにほれ込んだ需要者のもとへ出荷されて
いきます。

今回の取材を通じて、和歌山ブランドを全国に発信し続ける東さんのバイタリティ
に触れさせていただき、その現場でクボエコシリーズ防水台はかりが活躍している
のを拝見し、とても光栄に感じました。