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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

クボタ軸重計の導入事例紹介 

本年5月号のメルマガ http://kubota-hakari.net/p.php/6/3/103/ でご紹介致しました
「過積載チェック軸重計 4Jシリーズ」ですが、今回は大手セメント会社様の
サービスステーションでの使用事例をご紹介致します。

通常、セメント会社様のサービスステーションでは、セメント充填の完了した
トラックは、出入口に設置されたトラックスケールで積み込み量を確認します。
この計量作業ではトラック毎の上限重量が予めコンピュータに登録されており、
上限重量超過の場合には「過積載」として判定し、計量が完了しないシステム
になっています。セメント会社様が過積載防止を徹底されているのが伺えます。


           (セメント充填場)

一方で、多くのセメントタンクの直下にはトラックスケールが無い場合が多く、
従来から運転手さん達の「経験と勘」でセメント充填を行っていました。
その為、充填量にバラツキが生じ、出口のトラックスケールによる計量時に
過不足が判明し、抜取り作業や再充填などの非効率な作業が頻発していました。


      (過量セメントの抜き取り作業)

そこで、クボタ軸重計の導入となりました。


           (据付例)                       (計量中)
     
写真は、地上設置型の4J-W-25T-3055(後輪両側車輪計量用)をピットに埋め込んで
使用されている事例です。

トラックによってセメント積み込み用ホールの位置が異なる為、運転手さん達は
トラックの停止位置を一定にする為、写真のような「目印」に合わせて最適位置に
トラックを停止します。



運転手さんは軸重計により、トラック毎の最適な目標設定値を定量的に把握する
ことができ、過不足充填を激減させることで、抜き取りや再充填といった非効率
作業を解消させることができます。


     (大型表示器で重量を監視しながら充填作業)

某大手セメント会社様のサービスステーションでは、クボタ軸重計の導入前には、
約2~3割のトラックが充填後に抜き取り作業を行っておりましたが、ご導入後は、
運転手さん達が使用方法に慣れたこともあって、充填後の抜き取り作業の発生は
解消されたとのことです。


       (過積載なく、スムーズに出荷!)

クボタ軸重計は、お客様のコンプライアンス経営(過積載防止)のサポート、
充填後の抜き取り作業や再充填の解消による、運転手さん達の作業の効率化、
サービスステーション内でのトラック渋滞の解消などに活躍しております。