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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

トラックスケール用プロセッサ SP-500-Dの素顔(その3)・・・オプション編

これまで、新登場したトラックスケール用プロセッサ SP-500-D の便利で
安心・安全な機能をご紹介しました。いまやトラックスケールは、正しく迅速に
計量するのは当たり前、さらにいかに人に優しく快適にご使用いただけるか!を
追求する時代です。シリーズ最終回は、SP-500-D のオプション拡張性
について、3項目をピックアップして説明します。

(1)目で見て納得!
車両計量時の登場人物には、オペレータ(操作者)様とドライバー(利用者)様が
いらっしゃいます。そして通常は、計量した車両重量は、オペレーター様が操作
する重量指示計に表示され、ドライバー様には見えないことが多いものです。
計量伝票が発行されて初めて、ドライバー様が自車の総重量を知るというのが
普通ではないでしょうか?ドライバー様側からすると、トラックスケールに載った
時点で重量を確認したい!という要望も多いと聞きます。
そんなとき、SP-500-Dのオプションとして、中型表示器を追加いただき
ますと、トラックスケールに載った時点の計量値の情報をドライバー様に提供
可能です。

     <<中型表示器>>
この中型表示器は、SP-500-Dに標準装備のRS-232C出力で接続でき
ます。計量室の窓越しに、ドライバー様に見えるように設置すると、ますますの
信頼感アップにつながるでしょう!
また、屋外など離れた位置に、もう少し大きく外部表示を行いたいという場合には、
オプションの大型表示器をオススメ!します。

          <<大型表示器>>
大型表示器を接続するためには、別途BCD出力オプションが必要です。

さらに、計量手順などを流れる文字情報でドライバー様に提供する多目的表示器
をオプションとして開発中です。
計量中の状態表示や、スケールからの退出を促したりするメッセージが流れます
ので、まさにドライバー様が目で見て分かるオプションです。

(2)耳で聞いて理解!
SP-500-Dでは、音声ガイダンス機能を搭載したことはすでにご紹介しま
した。しかし、標準搭載の内部スピーカーでは、屋外のドライバー様の耳には
届きません。そこで、市販のアンプ付きスピーカを音声外部出力ジャックに接続
いただきますと、増幅された音声を出力することができます。ドライバー様へ
向けて「スケールに進入してください」などの音声ガイダンスを発することにより、
スムーズな計量処理にお役立ちします。

<<アンプ付きスピーカーの例(市販品)>>

(3)自動ではかれて楽チン!
最後にカードリーダオプションについてご紹介します。
事前にドライバー様にお渡ししてあるパンチカードをカードリーダに挿入する
ことにより、オペレータ様の端末操作なしに計量処理を行うことができます。

   <<カードリーダ CU-541P>>      <<パンチカード>>
あらかじめ、パンチカードに車番をはじめとする車両情報を穿孔しておくことに
より、自動計量が可能です。オペレータ様の省力化につながるオプションです。
パンチカード以外にも、磁気カードやバーコードに対応したオプションも準備して
います。

全3回にわたってご紹介したトラックスケール用プロセッサ SP-500-D
素顔、いかがでしたでしょうか?
正確・迅速、安心・安全、人に優しい拡張オプションを旨とする新製品です。
今後ともご愛顧賜りますようお願いいたします。