従来の機種からバージョンアップした粒体異物選別機PLATONⅡ(Auto)
についてご説明いたします。
粒体異物選別機の技術については、以前にもお伝えしましたね。
◆異物選別技術について1
http://www.kubota-hakari.net/p.php/6/4/38/
◆異物選別技術について2
http://www.kubota-hakari.net/p.php/6/4/42/
クボタの粒体異物選別機「PLATONⅡ」は樹脂ペレットを扱う工場で、
バージンペレットや着色ペレットに混入している不良粒、異色粒、異物
を選別排除し、その製品品質向上に貢献してまいりました。
しかし、「PLATONⅡ」の高精度な選別性能を引き出すには、それなりに
熟練した機械操作も必要となっていました。
そこで、開発され新たに追加されたのが
『オートチューニング機能』です。
従来機種のPLATONⅡでは選別条件を設定する際に、
①モニタ画面から「詳細設定」を選択
↓
②詳細設定画面から「システム設定」を選択
↓
③システム設定画面から「その他の設定項目」を選択
↓
④その他の設定項目から「光学系設定」を選択
↓
⑤光学系設定画面から各設定を行う
というように、背景調整、基準波形形成、感度調整などの設定を
全て最初のモニタ画面から入っていく事になり、どこにどんな
設定画面があるかというような事を覚えておかない限りスムーズに
設定する事が困難でした。
それが、この『オートチューニング機能』を使う事で、画面の指示に従って
操作していく事により、簡単に設定できるようになりました。
<<操作画面>>
この『オートチューニング機能』により、実際に作業する方々にとっても
簡単で使いやすく、さらには経験・技能差によらない最適な選別条件を
設定する事ができます。